お問い合わせ
異業種交流階層別研修『錬成講座』
「錬成講座」は、新卒で採用した「基幹社員」が将来の経営幹部になるという日本的経営において、企業の存続・発展を担う力のある次世代幹部人材を長期にわたり育成するプログラムです。(弊社ミッションご参照)実際、「錬成講座」の主要受講企業においては、現社長が新入社員だった時に弊社の新入大卒錬成講座を受講しています。(クライアントインタビュー記事ご参照)
その特徴は以下の3点です。
経営の実践においては、「こう思う」という思いつき(出発点の仮説としては大切ですが)で留まるのは不可であり、「何故そういえるか」を徹底思考し、責任ある見解に基き行動することが肝要です。
「錬成講座」では「自主的にして責任ある思考」(Independent thinking , Responsible judgment)をトレーニングするために、Management Development Program(経営能力開発プログラム)という、日本経営開発研究所が創案し50年以上の実施経験をもつ教育方式(与えられたテーマについて、まず自分の主張を短時間で整理した上で、他の受講生や講師との質疑・ディスカッションを行う)を用いて、受講者に実践的討議を行ってもらいます。
また、討議してもらうテーマも、単に論理的思考力だけではなく、そもそも企業とは如何にあるべきか、その中でリーダーとしてどうありたいかという「志」を問う内容を扱います。この「志」という軸があってこそ、真のリーダーシップが発揮できるのです。(クライアントインタビュー記事ご参照)
テーマ例:
「結局の所、世間の企業に対する評価は、年度利益の獲得額のいかんで決まる。利益が企業存立の第一条件である以上、年度利益を所望水準で出すためには、多少の無理はやむを得ないと考えねばならないし、社員にも利益貢献度の実績を強く求めなければならない。」
様々な業種の一部上場企業および同等クラスの優良中堅企業のリーダーとともに、5日間寝食を共にし、講義時間も含め議論や対話を重ねるなかで、自分の業界や自分自身が知らず知らずのうちに囚われている固定観念に気づき、視野を広げることができるのです。
本講座は、山形県蔵王山の坊平高原の研修施設を使用して開催しています。現場を離れ、約1週間、東証一部上場の中堅企業を中心とした他の企業の受講生と同じ釜の飯を食い、切磋琢磨しながら、世界観や自身のあり方を確立していくためには、非常に良い環境です。
「錬成講座」では、合宿研修だけでなく、研修終了後、3ヵ月に亘り、個別コーチングによるフォローアップを行っております。研修終了時に各受講生が立てた志に基づいた目標の実現をフォローすることで、次の成長ステージに向けて必要な行動の習慣化を図り、研修成果を確実なものにします。また、個別コーチングの後も、毎月、基幹社員・リーダーとしてのあり方を問うメールを配信し、意識の定着化を実現します。
各錬成講座および各通信講座の体系は以下の図の通りです。詳細は各講座名をクリックして、各講座の詳細ページをご参照下さい。なお、錬成講座は一部講座のみの参加も可能です。
(新入社員・第二新卒相当の社員を対象)
(主任・係長格相当の社員を対象)
(課長格以上の社員を対象)
(部長格以上の幹部候補社員を対象)
なお、弊社では上記各成長ステージに合わせた通信講座も開設しており、本錬成講座の学びを深めるために、各企業で活用して頂いております。
錬成講座は弊所所長である 栗原誠一郎 が講義ならびにコーチングセッションを担当します。
1991年、大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。2016年2月、20年来の業務提携関係にあった弊所にシニアコンサルタントとして入社。2017年4月、弊所第4代目の代表取締役所長に就任。
長期的な人材育成を考えておられる企業の経営幹部および人材育成担当者の各錬成講座へのオブザーブ参加も受け入れています。オブザーブは研修期間全日参加でも2日間等の部分参加でも結構です。詳細は問い合わせページよりご相談下さい。
錬成講座の主要コンテンツを実際に体験できる半日セミナーを年1回実施しています。詳細は公開セミナーページをご参照下さい。
弊所は「担当講師である栗原誠一郎の物事の見方・考え方」や、「中堅中小企業の経営幹部、管理職、若手リーダーに役立つ情報」を定期的にブログとして発信しています。ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。
このページを見て下さった「あなた」が輝ける企業人を目指して生きていく上で、お役に立てれば幸いです。