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当事者ではないと感じたとき、あなたはどんな関わり方を選んでいますか?

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皆さん、おはようございます!栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送り続けています。

錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。

その「お節介メール」をWEB上でも公開します。

******以下、メール本文です。******

皆さん、こんばんは!

M1グランプリも終わり(笑)2025年もあとわずかですね
師走は本当に足が速い

さて、近況報告

11月12月と、かなり濃い2ヶ月でした

11月初旬に娘とNYに2人旅
3泊5日の弾丸旅でしたが、物価高も含めて(笑)NYを堪能してきました

その後、中旬に宮城県亘理で、下旬に兵庫県福知山で
それぞれ10kmマラソンに参加
どちらも目標の1時間は切れませんでしたが、
亘理マラソンは昨年より23秒早くなっていました(笑)し、
初参加の福知山マラソンも楽しく走れました

そして12月初旬に埼玉県川口ハーフマラソンに参加
記録は2時間26分58秒
まぁ2時間半を切れたから良しとします(笑)

もう一つ、最近、私が思うことについて。

当たり前ですが、組織というものは複数の部署で構成されていて、
さらにその部署も複数の人で構成されています。

そして、それぞれの人や部署がそれぞれの役割に責任をもって取り組むことで、
組織全体が動いている

でも、その中で、ある部署やある人が困難にぶつかることもありますよね

勿論、それらの困難は、当事者である部署や人が責任を持って解決すべきというのが筋です

でも、そんな時、当事者でない部署や人は、どうあるべきでしょうかね?

迷惑を被っていたら責任を追及するし、直接迷惑を被ってなければ我関せずとする

そこまでの酷い態度(笑)はとらないとしても、
その部署、その人の自主性を尊重して「敢えて」口出ししない

というのが良くあることだと思います

ただ、ここで一度、立ち止まって考えてみたいのです

その「敢えて口出ししない」という態度は、
本当に“相手の自主性を尊重している”と言えるのですかね

それとも、
・余計な責任を負いたくない
・下手に関わって面倒なことになるのを避けたい
・自分の仕事ではない、と線を引きたい

そんな気持ちが、少しでも混ざってはいないですかね

誤解しないでほしいのですが、
私は「何でもかんでも首を突っ込め」と言いたいわけではありません

問題を横取りする必要もなければ、
正解を押し付ける必要もありません

でも、

「何かできることはないか」
「力になれることがあれば言ってほしい」

そうした一言の声掛けや、
「関心を持っている」という姿勢まで手放してしまうのは、
果たして健全な組織の在り方でしょうか?

組織の空気は、
誰が何を言ったか以上に、
誰が何に反応し、何に沈黙したかで形づくられていきます

当事者ではないからこそ、
できる関わり方も、実はあるはずです

ということで、今月の質問は

「当事者ではないと感じたとき、あなたはどんな関わり方を選んでいますか?」

です

踏み込みすぎないことも大切です
でも、距離を取りすぎてしまっていないか

その微妙な境界線を、自分はどう引いているのか

一度、自分を振り返ってみるのも大切だと、私は思います

ぜひ、じっくり考えてみて下さい

それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。

近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。

********************************

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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