皆さん、こんにちは!栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送り続けています。
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
そのお節介メールをWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
皆さん、6月に入り日中はだんだん暑くなってきましたね。
私は先週火曜まで課長級管理者錬成講座の為に蔵王坊平高原におり、涼しく快適な環境を満喫しておりました(笑)
さて、近況報告。
毎年5月に開催している新入大卒錬成講座では、毎回、合宿最終日に論文発表をしてもらっています。
テーマは「これからの企業人として私は如何に生きるか」です。
皆さん、新入大卒錬成講座に参加した時、自分がどんな内容を書いたか覚えていますか?
その時の皆さん同様、本格的な業務経験がまだない中で書くわけですが、今年の彼らの「志」はなかなか良かったですよ。
「後ろ向きな思考に陥る暇などないくらいに、常に未来を見据えて前向きに行動する企業人」
「たくさん挑戦し、失敗し、経験をした後に成功体験を積み重ねていける企業人」
「職場で仕事に情熱を燃やしながら、プライベートでも好きなことに執念を費やす、公私それぞれの領域で異なる興味関心の対象に向かって全身全霊で取り組む企業人」
どうです?皆さんは彼らが目指すといってくれているような企業人になっていますかね?
新入社員の目標になるような企業人でありたいですね?
さて、先週までの課長級管理者錬成講座。
ある受講生が日誌の中で、
「私は部下が成長し、評価され、自信と自負を持って仕事をできることを心から喜びを感じていることを実感した。
普段、仕事の中では当たり前のようにしていたことが、皆さんからご指摘を頂き、それが明確化できた。」
と書いてくれました。
これは、この受講生の言葉の端々から他の受講生が感じたことをフィードバックされたことによって生まれた「気付き」でした。
どんな目標もそれが自分だけのものであれば、自分さえ諦めれば、まぁ達成しなくても良いかとなる。
でも、それが顔の見える誰かの為であれば、難しくても、もうちょっと頑張ろうと思える。
そして、顔の見える誰かの為に頑張るなかで、結果として自分が成長し、幸せにもなれる。
考えれば、どんな仕事も本当は「顔が見える誰かの為」にあるものですよね。
だから、その「誰か」をもう少し意識すれば、仕事に対する向き合い方も変わってくるように思います。
と言うことで今月の質問は
「あなたが誰かの為にしてあげたいと思っている事は何ですか?」
です。
部下の為、お客さんの為、家族の為、何でもよいと思います。
でも単なる「概念」としての対象ではなく、具体的な「顔」意識してみて下さいね。
それでは、今日からの1ヶ月が皆さんにとって、引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
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