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やるべき事をただ淡々とやり続ける

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明けましておめでとうございます。栗原誠一郎です。

スポーツにおけるメンタルの重要性

年末に元プロゴルファーの宮里藍さんが、現役の時の自分を振り返って話をしているのを観ていました。

そこで彼女が言っていたのは、

「調子が良かったときは、やるべき事をただ淡々とやることができていた。でも、調子が悪くなり、それができなくなった。」

ということでした。

宮里藍さんは、一度は女子プロの頂点に立った人です。
したがって、単純に技術が劣るといことはないはずですよね。

でも、負のスパイラルに陥ってしまって、ゴルフが苦痛になり、引退することになりました。

 

ビジネスの世界もメンタルが成否を分ける

特にゴルフはメンタルの要素が強いスポーツかもしれません。スポーツ全般、メンタル強さが結果を左右します。もちろんビジネスの世界でもそうでしょう。

実際、数々の選手やチームを頂点に導いたあるメンタルコーチは、

「スポーツの世界は、成功するには才能が大きな要素を占める。でも、そんな世界でもメンタルが結果を左右する。そう考えればビジネスの世界で成功するのは簡単なことだ。」

と言っています。

確かに、ビジネスの世界で成功している人の話を聞いても、自分の知識やスキルがすごいから成功したという人はほとんどいません。

成功した人は、調子の良かった時の宮里藍さんと同様に、実現したいものの為に、やるべきことをただ淡々とやり続けることができた人なのです。

でも、逆に言えば、「やるべき事をただ淡々とやり続けること」が如何に難しいかということでもあります。

 

やるべき事をただ淡々とやり続ける工夫

私自身も、過去の出来事を悔んだり、未来の不安を考えたりして、今一つ、「やるべき事をただ淡々とやり続ける」という心境になれなくなることは度々あります。

でも、そのような感情になったら、極力、目の前にある一つのことに集中して、そのことのみの行動量を増やすようにしています。行動量を増やすということが大切で、動きが少なくなると、不要なことを考え始めてしまいます。そして目の前にある一つの事が自分が満足できる形になれば、自然と不要なことを考えなくなってきます。

もちろん、これは私のやり方で、皆さんそれぞれの工夫で、「やるべき事をただ淡々とやり続ける」ことができればと思います。

さて、皆さんはどんな工夫があるでしょうか?

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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