皆さん、おはようございます!栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送り続けています。
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
そのお節介メールをWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
皆さん、おはようございます!
10月に入り、やっと涼しくなりましたね。
先日、愛媛県の百名山「石鎚山」に登ってきたのですが、
麓では金木犀の花が咲いていました。
この花の香りを嗅ぐと「あ~、秋だな~」と思います。
そして、秋になると又マラソンシーズンの始まりです。
早速、会津若松ハーフマラソン走ってきました。
知人に誘われ初めての参加でしたが楽しく走ることができました。
そして走った後のビールは上手い!!(笑)
で、11月は宮城県の「わたりマラソン」に参加します。
宮城県在住の錬成講座卒業生で参加される方に会えることを楽しみにしています。
さて、今回の質問に関する近況報告です。
錬成講座では、
「自社の社会的存在意義は何か?」
そして
「その社会的存在意義を満たす『強み』は何か?」
「企業環境の変化の中で『強み』を維持強化するための課題は何か?」
ということを受講生に考えてもらっています。
企業人として素晴らしい人生を歩みたければ、
この3つの質問にについて明確に答えることができなければなりません。
で、先日、この話をある企業の役員の方と話したのですが、
その役員の方が言うには、
「昔は『強み』であったものが、
時代の変化の中ですでに『強み』でなくなっているのに、
未だに『強み』だと思い込んでいる事が多い」
「特に『組織の上の方の人達』が、そのような思い込みをしていると非常に厄介」
とのこと。
確かに、「組織の上の方の人達」は、
その「強み」を活かして成功体験を重ね、今の地位を築いてきた人達ですから、
「思い込みたくなる」のも無理はないですね。
そして、それが本当に「思い込み」でしかないと「組織の下の方の人達」は、
徒労感しか感じなくなり、会社から離れていく。
一方で、現実に会社が今も存続しているのだから、たとえ劣化していても今でも「強み」として残っているはずです。
だからこそ、まだ「強み」として残っているうちに、
「組織の上の方の人達」から「組織の下の方の人達」まで全社員が、
自分の会社の「強み」とは何か?冷静に考え、維持強化に取り組んでいくことが必要なのだと思います。
ということで、今月の質問は、
あなたが会社の「強み」は何ですか?
です。
あなたの会社のお客さんは、その「強み」があるから、
他の会社ではなく、あなたの会社と取引しているはずです。
さて、それは何でしょうか?
そして、その「強み」は企業環境の変化の中で、
どのような影響を受けているのでしょうか?
合わせて考えてみてくださいね。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
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