皆さん、おはようございます!栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送り続けています。
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
そのお節介メールをWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
皆さん、明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、早速、近況報告。
まず、正月休みに実家に帰省したときの話。
帰省する前、87歳の父から電話がありました。「パソコンが壊れたから直してほしい」とのこと。
話を聞くと、どうやらウイルスに感染してロックされてしまった様子。
一応、アンチウイルスソフトは入れていたそうですが、
今後のことも考えて「もう返納せぇよ!」(関西の漫才師のネタを真似て)と突っ込みました(笑)。
それでも、この歳になっても「まだパソコンを使いたい」と言う父の姿勢には感心し、帰省中に修理してきました。
ちなみに父は自動車免許もまだ返納していません(笑)。
でも、アクセル踏み間違い防止など安全装置はしっかりつけているので安心(?)です。
次に、最近聞いた心温まる話。
知り合いのお医者さんが、小学生のがん患者さんのお話をしてくださいました。
その子はこれから化学療法を受けることになり、「髪が抜ける」という説明を受けたそうです。
普通ならショックを受けそうな話ですが、その子は「また生えるから別に構わないよ」と明るく答えたそうです。
この二つの話、どちらも素晴らしい「在り方」だと感じました。
父は、高齢になっても日常生活を簡単に諦めない―つまり、自分を年寄り扱いしない。
小学生は、どんな困難な状況でも前向きで明るくいる。
世の中、「結果」は自分ではコントロールできない運不運も関わります。
でも、自分の「在り方」は100%自分でコントロールできる。
だからこそ、どんなときでも自分が理想とする「在り方」でいることが大切ですね。
ということで、今月の質問は、
あなたが今年、ありたいと思う「在り方」は何ですか?
です。
もちろん「今年」に限る話ではありませんが、新年を迎えたこの機会に、
特に意識したい「在り方」を一つ考えてみてください。
ちなみに、私が今年ありたいと思う「在り方」は、
「相手を元気にすることを第一に考える」
そしてそのためにも、「元気あふれる自分である」 です。
コンサルタントや講師という職業柄か、それとも私の底意地の悪さのせいか(笑)、
つい相手の課題や問題を指摘しがちです。
でも、問題を指摘しただけで改善することはありません。
ちゃんと改善方法まで提示したとしても、同じです。
そもそも、その問題を「解決していこう」という意欲が湧いてこなければ改善なんてできません。
私だって同じです。「確かにおっしゃるとおり」とは思うけど、何もやりません(笑)
だからこそ、まずは相手を元気にすることを考える。
そして、自分の体が不調だろうが、何か困難にぶち当たっていようが、
気持ちは小躍りするくらい元気でありつづける(空元気、大いに結構!)
そんな「在り方」で、この一年を歩んでいきたいと考えています。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
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