お問い合わせ

あなたが若手に任せきれていない事は何ですか?

Twitter
Facebook
Pinterest
Pocket

皆さん、おはようございます!栗原誠一郎です。

私が弊所所長を引き継いで以降
弊社主催の「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送付しています。

錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。

そのお節介メールをWEB上でも公開します。

******以下、メール本文です。******

皆さん、こんにちは!

ついに11月も最終日、明日から師走に突入ですね。
皆さんは如何お過ごしでしょうか?

さて、近況報告です。

先日、ある会社の新入大卒社員のフォローアップ研修をやりました。
今回の研修の先方担当者は2年目の社員で、昨年、この研修の受講生だった社員です。
この社員は先輩社員の急な退職により、急遽今年の7月頃から採用や研修の担当に抜擢されました。
当然、この社員は相当なプレッシャーを感じて、「本当に自分がその役割を担えるだろうか?」と、7月の打ち合わせ時には、全く自信がない様子でした。

しかし、それから4か月位しか経っていない先日の研修で再開したその社員は、完全に別人になっていました。

新入社員に語りかけている様子を見たり、採用活動に主体的に取り組んでいる話を聴いたりしていると、何年もその仕事をやっているような風格をその社員から感じました。

勿論、この社員が優秀だったといこともあるでしょう。
しかし、私は改めて「若手の起用」が大事だなと思った次第です。

もちろん上司からすれば、任せて大丈夫か?と心配する気持ちも分かります。

でも、企業人を成長させるのは、やっぱり「仕事」なんですよね。
研修講師やっている私が言うのもなんですが(笑)

だから、皆さんには「何か問題が起きたら、「最後は」俺が責任とるから、思う存分やってみろ」って言える人間でいて欲しい。

もちろん、このお節介メールを読んでいるあなたが「若手」なら失敗を恐れずに、仕事を採りに行って欲しい。

じゃないと、ベテラン(上司)も若手も皆成長が鈍化していくことになる。

人材の成長の鈍化は、すなわち企業の成長の鈍化ですからね。

一方、これを実現するには、全体の業務の取捨選択も必要ね。
自分の抱えている業務を「未来に繋がる仕事かどうか?」100点満点で採点して、下位10%の仕事は止めてしまいましょう。
(本当に止められるかどうかは別にして、採点してみることをお勧めします。色々と気づきが得られること間違いなしです。)

ということで、今月の質問は、

あなたが若手に任せきれていない事は何ですか?

です。

それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。

近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。

メルマガ登録

付加価値の高い商品・サービスの開発も含めた生産性向上のアイデアは、「人」が生み出していきます。
このように「人」の重要性がますます高まっていく時代において、弊社は世界NO.1の高生産性・高能力の一流中堅企業を育てるために、クライアントの経営・人事諸制度の改革、人材育成をバックアップしていきたいと思っております。

メルマガでは、抽象的な思考概念から実際に活用できる具体的なノウハウを提供しています。
現状を打破したい、改善のためのヒントになればと思っています。

錬成講座のお知らせ

「錬成講座」は、新卒社員が将来の経営幹部になるという、長期雇用慣行に基づいた日本的経営を前提に、先の見えない経営環境の中で企業の存続・発展を担う力のある次世代幹部人材を異業種交流の合同合宿により育成するプログラムです。
「錬成講座」は「新人」「若手リーダー」「管理職」「経営幹部」と階層別に別れております。

様々な業種の一部上場企業および同等クラスの優良中堅企業のリーダーとともに、講義時間も含め議論や対話を重ねるなかで、自分の業界や自分自身が知らず知らずのうちに囚われている固定観念に気づき、視野を広げることができます。

メルマガでは、抽象的な思考概念から実際に活用できる具体的なノウハウを提供しています。
現状を打破したい、改善のためのヒントになればと思っています。

RECOMMEND

こちらの記事も人気です

記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

このメディアの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

サイト内検索

弊社最新コンテンツ

弊社人気コンテンツ