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会うのが一番という「逃げ」

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こんにちは!栗原誠一郎です。

コロナウィルス感染症がおさまらない中、最近、私も仕事はほとんどリモートで行うようになりましたが、実際に「会って」いた時のようには上手くいかないことも当然あります。そういう時、「やっぱり会うのが一番だな」と思っていましたが、「スタッフスタート」の話をニュースで知って考えを改めました。

「スタッフスタート」はアパレルの販売員がコーディネート、シーン、商品のおすすめポイントの提案など店頭での接客業務をデジタル上でも行うことができるという仕組みです。

今まで店頭では基本的に1対1の接客だったのが、スタッフスタートによるデジタルな接客であれば日本中、世界中のお客を相手に接客することができるというもの。

「スタッフスタート」の担当者もそのニュースで説明していましたが、今までのアパレルECサイトのように、単に商品をサイトに「並べる」のではなく、店舗での販売のように販売員の提案力を活用したところが新しい。

しかし、私が驚いたのは、販売する力のある販売員は月8千万円の売上を実現しているが、一方で売上を上げられない販売員もいるという事実です。

結局、販売員としての力があれば、実際にお客に会わなくても結果を出すことができるということでしょう。ある意味、リモートだからこそ基本的な力の差が表れるとも言えますね。

確かに「会う」ことが一番という一面もあることは事実ですが、それを「逃げ」にして、自分の力不足を棚に上げちゃあダメなんですね。反省。反省。

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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