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「究極のリアリストであり、ロマンチストであれ。」

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こんにちは!栗原誠一郎です。

「リアリスト」と「ロマンチスト」

「究極のリアリストであり、ロマンチストであれ。」

これは、私の前職であるシンクタンクの初代社長が社員に常に言い続けていた言葉です。

普通に考えるとリアリストとロマンチストは正反対の位置づけで、どちらかが成り立てば、どちらかが成り立たないという二項対立の関係にあります。

このような二項対立は他にもありますよね。

今、働き方改革の中で言われているもの、ワークライフバランスです。

「仕事」を重視すれば、「家庭・私生活」が犠牲になる。だからバランスが必要だと。

しかし、丁度よいバランスとはどういうものでしょうか?

 

バランスはウエイトの問題か?

実は、先述した社長はこんな話も、当時、私たち社員にしてくれました。

ある社員が
「仕事と家庭のバランスは何対何であるべきか」と聞かれた時のことですが、
その社長は「100対100だ。バランスなんか考えたらどっちにも言い訳が生まれる。

仕事も家庭もそれぞれでどうありたいか考えて実現できるようにやるだけだ」と答えたのです。

つまり、バランスは両方を追求することで、結果として生まれるものであって、何対何みたいなウエイトが先にあるのではないということを言っていたわけです。

 

二項対立の先にあるもの

我々はこのように二項対立を使って世の中を分類し、どちらかをとれば、どちらかは犠牲にならざるをえないと、あきらめたり、言い訳をしたりしています。

確かに、両方を追求することは、簡単なことではないでしょう。

でも、その二項対立を否定し、乗り越えていかなければ、世の中の進歩はないし、そもそも我々自身がつまらない人生を送ることになるのではないでしょうか?

さて、皆さんの中で、行動を制限したり、あきらめを生んだりする原因をつくっている二項対立があるとすればそれは何ですか?

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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