皆さん、おはようございます!栗原誠一郎です。
私が弊所所長を引き継いで以降
弊社主催の「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送付しています。
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
そのお節介メールをWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
皆さん、こんにちは!
ついに11月も最終日、明日から師走に突入ですね。
皆さんは如何お過ごしでしょうか?
さて、近況報告です。
先日、ある会社の新入大卒社員のフォローアップ研修をやりました。
今回の研修の先方担当者は2年目の社員で、昨年、この研修の受講生だった社員です。
この社員は先輩社員の急な退職により、急遽今年の7月頃から採用や研修の担当に抜擢されました。
当然、この社員は相当なプレッシャーを感じて、「本当に自分がその役割を担えるだろうか?」と、7月の打ち合わせ時には、全く自信がない様子でした。
しかし、それから4か月位しか経っていない先日の研修で再開したその社員は、完全に別人になっていました。
新入社員に語りかけている様子を見たり、採用活動に主体的に取り組んでいる話を聴いたりしていると、何年もその仕事をやっているような風格をその社員から感じました。
勿論、この社員が優秀だったといこともあるでしょう。
しかし、私は改めて「若手の起用」が大事だなと思った次第です。
もちろん上司からすれば、任せて大丈夫か?と心配する気持ちも分かります。
でも、企業人を成長させるのは、やっぱり「仕事」なんですよね。
研修講師やっている私が言うのもなんですが(笑)
だから、皆さんには「何か問題が起きたら、「最後は」俺が責任とるから、思う存分やってみろ」って言える人間でいて欲しい。
もちろん、このお節介メールを読んでいるあなたが「若手」なら失敗を恐れずに、仕事を採りに行って欲しい。
じゃないと、ベテラン(上司)も若手も皆成長が鈍化していくことになる。
人材の成長の鈍化は、すなわち企業の成長の鈍化ですからね。
一方、これを実現するには、全体の業務の取捨選択も必要ね。
自分の抱えている業務を「未来に繋がる仕事かどうか?」100点満点で採点して、下位10%の仕事は止めてしまいましょう。
(本当に止められるかどうかは別にして、採点してみることをお勧めします。色々と気づきが得られること間違いなしです。)
ということで、今月の質問は、
あなたが若手に任せきれていない事は何ですか?
です。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。