こんにちは!栗原誠一郎です。
6月に入り、まだ梅雨は明けてないものの、夏らしい日も増えてきましたね。
暑いのが特に苦手な私としては戦々恐々です。(笑)
さて、近況報告です。
最近、ある経営者と話をしていて、
「企業経営においてもっとも気を付けることは何か?」
という話題になりました。
恥ずかしながら、私はあれも大切、これも大事と色々並べたててしまったのですが、
その経営者が言うには、
「確かにそれも大切だけど、一番気を付けることは『飽きる』ことだと思う」
とこと。
その経営者曰く、会社を儲かるようにするのは簡単だとのこと。
「儲かっている同業他社を研究して徹底的に真似すればよいだけで、
そうすれば時間はかかっても必ず儲かるようになる。」
「企業経営が本当に難しいのは、『その後』なんだよね。
業績が順調に推移していると、現状の施策に対して何も疑問を持たなくなる。
もちろん100%上手く行っていることはあり得ないから、
実際は何の努力もしていないって事はないんだけど
でも、だからこそ自分が飽きていることになかなか気づけないんだよ。」
「でもね、そういう状態を長く続けていると、
根本から施策を見直すという精神力がなくなっちゃうんだ。
そうなってしまうと、結局、先々ジリ貧になる。」と。
この経営者の話を聴いて、私もハッっとしました。
確かに、何の努力もしていない訳ではないけど、
でもそれで「何かをやっている」気になっているだけじゃないか?と思う
そんな瞬間ありますよね。
ただ、一方で「重続」することの意義も勿論あるわけで、
実際に「自分の飽き」に気づくのは意外に難しい。
だからこそ、常に自分に問いかけることが必要なのだと思います。
ということで、今月の質問は、
あなたが繰り返し取り組んでいることは何ですか?
です。
そしてその取り組みは何のためにやっているのでしょうか?
やる事が目的化してないでしょうか?
会議なんかは、その答えの一つでしょう。
本当に、意味があるものになっているか問い直す必要があるでしょうね。
他にもどんなものがあるか是非考えてみてください。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。