皆さん、おはようございます!栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送り続けています。
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
その「お節介メール」をWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
皆さん、おはようございます!
10月も下旬になり、朝晩はすっかり涼しくなりましたね。
皆さん、体調は崩していませんかね?
さて、今回は、弊社が先々代の所長の時代から購読している
雑誌『致知』で読んだ対談の話です。
11月号に、元IBMフェローで、
現在は日本科学未来館の館長をされている浅川智恵子さんと、
カーネギーメロン大学の金出武雄教授の対談が載っていました。
浅川さんは14歳で視力を失い、
その後、IBMの研究者として世界で活躍された方です。
金出さんが浅川さんの講演を初めて聴いたとき、
隣で一緒に聴いていたある有名企業のCEOが、
こう漏らしたそうです。
「いやぁ、どっちが障碍者なんでしょうね。」
浅川さんの話を聴いていると、
目が見える私たちの方が、
よほど制約に囚われているのではないか、と。
もちろん、障碍のある方のご苦労を
軽く見る話ではありません。
ただ、私はこの一言に、
最近のコーチングで感じていた心配が重なりました。
受講生の若手と話していると、
「自分には無理です。」
という言葉を、本当によく聞くのです。
話を聴いていくと、
上司からは、できていないところを指摘されることが多く、
「言われていることは分かるんですが、自分にはできないんです。」
と、さらに小さくなっている。
見ていて、少し心配になったのです。
もちろん、
「上司は欠点を指摘するな」
と言いたいわけではありません。
私自身も指摘しますし、必要な時もあります。
ただ、その指摘が本人の中で
「できていない」から「できない」に変わってしまった時、
その人の制約が、ひとつ増えるのだと思います。
指摘する側も、される側も、気づかないうちに。
もちろん、私自身も含めてね(笑)
金出さんは、夢を実現する条件として、
人を巻き込める人間力と、
その夢自体が応援したくなるものであることを挙げていました。
浅川さんの講演を聴いていると、
「自分なら、どんな協力ができるだろう」
と、自然に考えさせられたそうです。
これを読んで、思ったのです。
私たちが「自分には無理だ」と思うとき、
知らず知らずのうちに、
「自分一人でやる」ことを前提にしていないか。
自分に足りない力があっても、
その夢に共感して、力を貸してくれる人がいれば、
実現できることは変わってきますよね。
ただ、「協力してください」と頼めば、
人が力を貸してくれるわけでもない。
それが実現したら嬉しいと思ってもらえる夢と、
それを語る本人の在り方が問われるのだと思います。
これは、企業も同じですよね。
その会社が社会の中で実現しようとすることに、
社員やお客様、取引先が共感し、力を貸してくれるからこそ、
企業も存続発展していけるのだと思います。
ということで、今月の質問は、
「あなたが『自分には無理だ』と思っていることは何ですか?」
です。
仕事のことでも、人生のことでも構いません。
そう思うようになったきっかけも、
あわせて振り返ってみてください。
部下を持つ方は、
「この人には無理だ」と思っていることも、ね。
ぜひ、考えてみてくださいね。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
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