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あなたが考える「社畜」の定義は何ですか?

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皆さん、おはようございます!栗原誠一郎です。

5月も今日が最終日ですね。皆さん元気に活き活きと仕事していますかね?

まずは、近況報告です。

先日、2年ぶりに新入大卒錬成講座を、蔵王坊平高原でリアル開催しました。
リモート合宿もマスク無しで顔の表情が分かって良いですが、
リアルの空気感はまた格別ですね。
久しぶりの1000m高地での早朝ランニングはきつかったですが(笑)

さて、その新入大卒錬成講座での一場面の話です。

皆さん、ご存じの通り、錬成講座では、

企業人として自分は如何に生きるか?

という問いに対する答えを自分で掴んでもらうことを目的として、
色々なテーマについて皆と対話しますが、

その中で、
「『仕事』=『幸せ』となるための要件は何だろうか?」

というテーマで皆に考えてもらおうとしたところ、
受講生が以下のように答えてくれました。

「『仕事』=『幸せ』って、なんか社畜っぽくて、嫌な感じがします。」

「社畜????」

一瞬、自分の耳を疑いましたが(笑)、その真意を聴くと、

自分が本当にやりたい事をして生活できている人はめったにいない。
だから、仕事というのは、食べるために仕方なくやるものであり、
「仕事」=「幸せ」にはならないのではないか。

とのこと。

まぁ、まだ本格的に仕事を体験していない彼らにとっては、
ある意味、これが本音なんだなぁと思った次第です。(笑)

そこで、彼らに私の「社畜」の定義を解説しました。

「『会社』に単に使われている存在が『社畜』だ」と。

本当にやりたい事があるなら、食えるかどうか恐れてないでやれば良い。
しかし、企業人という人生を選択したなら、そこで自己実現を図らなければ、
それこそ「社畜」であり、人生を無意味なものにしてしまう。

「会社」という「器」を使って、自己実現を図ろうとするようになって、
初めて「社畜」を卒業できると。

企業で働く醍醐味も、本当はここにありますよね。
だって、本当にやりたい事で、それが企業にとってもプラスになる話であれば、
稟議一本で個人では考えられないような投資だってできるのだから。

ということで、今月の質問は、

あなたが考える「社畜」の定義は何ですか?

です。

その定義に皆さんが当てはまらないことを祈っています(笑)

それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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