皆さん、こんにちは!栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送り続けています
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
そのお節介メールをWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
最近、急に寒くなりましたね?
皆さん、如何お過ごしでしょうか?
先日、錬成講座卒業生と一緒に宮城県で開催された「わたりマラソン」に参加してきました。
練習不足もあり記録は今ひとつでしたが(笑)、マラソン後には地元名物の「はらこ飯」も食べ大満足でした。
次は来年4月にハワイで開催される「ホノルルハーフマラソン」です。
4人部屋押さえていますので、是非、一緒に走りましょう!
さて、本題です。
錬成講座では受講後のフォローとしてコーチングセッションを行っていますが、コーチングの世界では、設定するゴールは「現状の外側にあるゴール」でなければいけないと言われています。
要は現状の延長線上にあるゴールを設定しても、大した変化は起こせないということですね。
認知科学者の苫米地博士は、例えて言えば「海洋生物だった人間の祖先が陸に上がる」ようなものだと表現していましたが、
確かに「海の中で生き残る(=現状延長線上のゴール)」ではなく、「陸で生き残る」というゴール設定が大きな変化をもたらしたことは間違いありません。
とはいえ、現状の延長線上にないゴールは、普通はイメージすることすら難しいですよね。
そんな時に大切な事が「利他の精神」なのです。
「自分の為になる事」という考え方では、どうしても現状の延長線上に発想がとどまってしまう。
だから自分より存在が大きいもの(チーム、会社、業界、国、世界)の為になることを考えることで、
「今の自分」から離れて目指すゴールを考えられるようになる。
後は、そのゴールを常に意識した上で「今できる事」を試行錯誤しながら積み重ねる。
どれくらい時間がかかるかは誰も分かりませんが、それが結果として大きな変化を起こすのです。
と言うことで今月の質問は
「あなたの『現状の外側にあるゴール』は何ですか?」
です。
考えてみれば、自社の「社会的存在意義」もこの「現状の外側にあるゴール」ですね。
より大きなもののために自分達(企業)がどういう存在になりたいか?
ということですものね。
是非、じっくり考えてみてください。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
********************************
貴社も「『中途採用に頼らない次世代幹部育成』に取り組んでいる企業」に仲間入りしませんか?
錬成講座の詳細はこちらから。