皆さん、おはようございます!
栗原誠一郎です。
台風が過ぎ去り、急に涼しくなりましたね。
しかし、10月の平均気温は例年よりも高めとの予報もあり、
まだまだ涼しい秋は先ですね。
さて、近況報告です。
あるクライアントの研修を引き受け、その会社で作成されている人事制度マニュアルの中に、
ドラッカーの著作の引用があったため、その引用の前後の内容を理解するために
原本である「現代の経営」を久々に手にとって読みました。
このドラッカーの本は「一応」(笑)ちゃんと読んだはずなのですが、
久々に読んで改めて、
「やっぱ、ドラッカーすげぇ」(笑)って思った次第です。
それは、以下のようなくだりがあったからです。
「人は強みを活かして初めて、何かをすることができる。
何かをすることによって、何かを達成できる。
したがって、人の評価は、その人ができることを引き出すものでなければならない。
その人の強みを知り理解して初めて、
『彼の強みを生かして更に進歩させるためには、いかなる弱みを克服させなければならないか』
を考えることができる」
よく強みを生かすのは良いけど、弱みはほっておいてよいのか?
と世の社長さん達から聞かれることが多いのですが、
その答えがこれだなと思ったわけです。
本当に克服すべき弱みは単なる「できないこと」ではなく、
強みを活かすうえでどうしても障害となるものであると。
欠点をあげつらうことは誰でもできますよね。
しかし、その人の強みを活かすことをとことん考えたとき、
克服すべき「本当の弱み」を絞り込むことができる。
日本経営開発研究所はクライアント企業の人材に対して、
そんな人材育成をやっていくぞ!!と決意した次第です!
ということで、今月の質問は、
あなたが本当に克服すべき弱みは何ですか?
です。
もちろん、あなたが部下・後輩をもっているなら、
部下・後輩についても、是非考えてみてください。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。