皆さん、こんにちは!栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送り続けています
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
そのお節介メールをWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
9月に入り、朝晩は暑さが和らいできましたね。
皆さん、如何お過ごしでしょうか?
私は今、明日から開催する「若手リーダー錬成講座」のために、蔵王坊平高原にいます。
いや~、流石に1000mの高地は涼しい!最高の環境です!
さて、それでは、いつもの近況報告です。
ここ最近、錬成講座受講生とのコーチングセッションの中で、
「目の前の現象のために感情が左右されてしまう」
という問題を扱うことが多かったのです。
目の前の「現象」というのは、
周囲の人の言動、
思ったように成果があがらなかった事、など
各受講生によって様々ですが、
その現象の為に、腹を立てたり、落ち込んだりして、
無駄にエネルギーを消費してしまっている。
という、私自身も感情に左右されることは何度もありますが(笑)
で、そんな時、私が思い起こすのが、
メジャーリーグで活躍している大谷翔平やダルビッシュ有です。
皆さん、この二人の試合後インタビューを見たことがありますかね?
試合の「結果」が良かったか悪かったかに関わらず、
常に淡々と振り返り、次に向けて自分がなすべき行動を述べる。
一方、同じメジャーリーグで活躍する鈴木誠也は、
結果がでないと「不機嫌」が前面にでがちです。
やっぱり同じプロでも圧倒的な結果を残す選手は、違うなぁと思います。
もちろん、「感情」が前面にでること自体が常に悪いわけではありません。
時にはその「感情」が爆発的なエネルギーを生むことは良くありますしね。
でも、ロングランで成果を出そうと思えば、
感情に左右されないようにするということが大切だと思います。
で、大谷やダルビッシュに聞いたわけではないですが(笑)
多分、この二人は、
自分が最終的に行きつきたい姿と
そのために自分が日々探求すべき事に
常に目を向けているのだなと思います。
だからこそ、目の前の現象は「学びの材料」でしかなく、
感情を左右されることがない。
もちろん、我々凡人は、彼らほどはできないにしても、
何か感情に左右されそうになった時、
自分が最終的に行きつきたい姿と
そのために自分が日々探求すべき事を
思い出すことはできますよね。
昔、ある有名なスポーツ関係のメンタルコーチの人が以下のように言っていました。
「スポーツは身体的な優劣が結果に大きく影響する世界だが、
それでもメンタルの持ち方次第でかなりの成果を残せる。
スポーツの世界から比べれば、ビジネスの世界は能力の差はたかが知れている。
だから、メンタルをコントロールできれば成果を出すことは簡単だ。」
若干反論したい気持ちもありますが(笑)、
現実にビジネスの世界で結果をだしている人を考えれば、
納得せざるをえませんね。
と言うことで今月の質問は
「感情に左右されないようにあなたが行っている工夫は何ですか?」
です。
色々な工夫があると思いますし、
その工夫が多ければ多いほど、
メンタルをよりコントロールできるようになりますよね。
是非、色々考えてみてくださいね。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
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