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大きな目標を公言する

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こんにちは
栗原誠一郎です。

成功者は夢を語る?

私は職業柄、多くの会社のマネジメント層や起業家の方々にお会いします。その中には、部下や人前で、一般的な発想ではとても実現することが難しいような目標を語る人がいます。もちろん全員とは言いませんが、そういう人は結構成果を出している人が多いのです。

なぜ結果を出せている人が多いのか理由を考えてみると、そういう人は、本当に楽しそうに自分の目標を語っていることが分かります。本人が楽しければ、その目標の実現に向けて何をすべきか考えるのも楽しく色々なアイデアがでて、行動も早くなります。その人の部下も同じで、最初は「何をこの人は夢みたいなことを言っているのか」と思いながらも、巻き込まれて発想も行動も活性化されていく。

 

そういう人の部下に話を聞くと、「あの人は好き勝手なことを言うから、部下の我々は大変なんです。」と口では不平を言いながら、何となく楽しそうに話をしてくれます。

実際、私もこのような上司の下で働くとしたら大変だと思います。難しい指示も多いだろうし、実際に取り組んでも上手く行かないことも多く、上司の言っている全てがその通りに実現していくわけではないですから。

 

でも、考えれば、何事も思い通りにいかないのは当たり前のことですよね。その事を否定的に捉えて、大きな目標を立てたり、それを公言することを避けて、何のメリットがあるのでしょうか?

 

ビジネスにおいて重要な事は何か?

「ビジネスは『信頼』が大切だから、できもしないような事を言うのはダメだ」などともっともらしい事を言って、単に「出来ない自分」を見てしまうことから逃げているのではないでしょうか?

私は、ビジネスだからこそ、結果として何を成し遂げたかが重要だと思います。つまり、自分の言ったことを確実に実現できたかどうかは、そんなに重要ではなく、ある意味自己満足なのではないでしょうか?

 

実現できなかったら恥ずかしいなど無駄なことは考えず、大真面目に大きな目標を語り、大真面目にその目標の実現に取り組む。結果としてその目標には到達できなかったとしても、相当な結果を残せることでしょう。

 

さて、皆さんはどう思いますか?

皆さんには、公言することが恥ずかしくなるような大きな目標はありますか?

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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