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孤独の時間を読書に置換!思考と集中力アップに繋がる習慣

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あなたは一人の時間をどのように過ごしていますか?


日々の仕事が終わった後の自分だけの時間のことです。

この記事では休日も含めて、あなただけの時間のことを「孤独の時間」として話を進めていきます。

「孤独の時間」の最適なインプット方法の一つが「読書」ではないでしょうか。

「孤独の時間」を「読書」に置き換えることで得られるメリットが3つあります。

  • 思考力アップ
  • 集中力アップ
  • アイデア創出

孤独の時間に読書をすることによって、得られる思考力と集中力のアップ、さらにアイデアの創出も力がつく理由を当記事で詳しく解説していきましょう。

その前に「読書」と「孤独」の関係について解説していきます。

 

読書の定義

元来、私たちは学校教育から無意識のうちに読書をする習慣を教えられてきました。

読書とはどのような行動でしょうか?

読書の意味は「書を読む事」とされるが、活字の登場以前では、これらは主に裕福層やインテリ層にのみ許された行為であった。

参照元:https://ja.wikipedia.org/wiki/読書

読書とは、単純明快に「書を読む事」ですね。

昔は庶民的な行動ではなかった読書は、裕福層だけの特権だったのです。

現代では当たり前のように書店やオンラインで本や電子書籍などを気軽に購入できるようになりましたね。

それだけ簡単にできる読書に対して、書を読む環境は大事です。

にぎやかな場所や人だかりの中での読書は、集中力と思考の妨げになることは明らか。

そのような理由から、読書と相性のいい環境は「孤独の状態」となるのです。

 

孤独の状態

周囲に誰もいない個室の中の孤独。

自宅でも会社でも訪問先でも、誰にも気を遣わない状態を保てるのが孤独の状態です。

孤独だから、一人で物事を考え思考がはたらく状態です。

せっかくの孤独の状態を基調に使うべきです。

作られたメディアによるインプットは思考の働きを鈍くさせます。

作られたメディアの代表が、テレビ・動画などです。

それらを否定するのではなく、思考と集中力のアップにはつながらない行動になるというだけですね。

テレビや動画などは、視覚や聴覚をくぎ付けにされて思考能力を低くさせます。

さらに手持ち無沙汰になっている両手が、何か他のことを始めさせるのです。

これが「テレビを見ながら」という状態ですね。

それに比べて読書は、本を持ちページをめくるために両手を使います。

自分のペースで文章を読んでいくので完全な自発的な行動になることが思考の働きをアップします。

孤独の状態に読書をするメリットは以上のような理由です。

つまり、孤独の時間こそ読書に最適なインプット時間になるでしょう。

次に孤独の恩恵によるメリットの3つを解説していきましょう。

 

読書のインプットにより得られる3つのメリット

孤独の時間に読書をすることで得られる3つのメリットを解説していきましょう。

  • 思考力アップ
  • 集中力アップ
  • アイデア創出

孤独状態を読書に有効活用すれば、思考力のアップ・集中力のアップ・アイデアの創出に繋がっていくのです。

しかも3つのメリットは同時につながって向上していきます。

それでは読書のインプットから始まる3つのメリットの内容を詳しく見ていきましょう。

 

思考力のアップ

孤独状態だと脳が「今やるべきこと」を再認識し始めます。

身の回りに何もなければ、思考力は高まるのです。

例えば、家具も何もない部屋の中で一人にされたとします。

時計もなく、窓もなく壁と床と天井だけに囲まれた部屋にいると仮定してください。

そのような中で唯一、1冊の本があったとします。

何もない状態で、この本こそがあなたの思考の材料となるのです。

つまり、五感で受ける情報を少なくすることにより思考力は高く発揮し始めるのです。

何といっても考えなければ、殺風景な部屋の中で息苦しくなってくるかもしれませんから。

極端な孤独の状態になれば、自然と思考力が働きます。

そのような状態で手に取った本から思考が広がっていくことは想像できることでしょう。

 

集中力のアップ

何もない状態で、たった一つの本を手にしているときに思考力と同時に集中力も向上していきます。

日常生活の習慣から時間や予定に追われていて、気が散っている状態では本に集中することも難しいでしょう。

時間も予定も気にしない孤独の状態だからこそ、自然と集中していけるのです。

よくある事例で、アスリートが自主トレーニングのために都心を離れるのも、集中力の向上を理解しているからです。

雑念を払って、他のことに取り組めない状態こそ孤独の状態。

孤独の状態という環境により、自然と集中力は高くなってくるのです。

このように集中力と思考力は同時に向上されていきます。

 

アイデアの創出

集中力が高まり、思考力が活性化している状態で次に得られるものは、「アイデア」です。

アイデアは、孤独の状態の中だけではなく、予期せぬ状況で湧き上がります。

孤独の状態で本を読むしかない状況で思考力が高まっている状況に創出されるアイデアもあるのです。

それは本の内容を自分に置き換えて考えたときに見えてくる発想になります。

ビジネス書や自己啓発本などを読んでいる場合、違う業界で実績のある著者の思考などを自分の業界に置き換えて結び付けていくのです。

そこでアイデアが湧いたときに必要なのは紙とペンになります。

後で発想が展開してビッグアイデアに変身する可能性もあるのです。

肝心なのは、孤独の読書から創出されたアイデアの記録は重要になるでしょう。

 

まとめ

孤独というとネガティブなイメージを受けそうですが、意識して「孤独状態」を作ることのメリットが伝わったでしょうか?

孤独の状態から得られる3つのメリットは、すべて繋がって向上されていきます。

読書による集中力と思考力のアップと得られるアイデアの創出が、新しいビジネスアイデアになることもあるでしょう。

特に会社の中で、チームミーティングを始めても日々の業務や雑念に思考は邪魔をされてしまいます。

そんな時に一呼吸を置いて、本と紙とペンを持って「孤独の状態」に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

自発的に読書が活きる環境を作ることで、集中力と思考力とアイデア創出の大きなメリットを得ることができます。

 

著者:絵鳥彰太郎

飲食店店舗責任者の経験を経て、某給食委託会社のエリア管理に人材育成とコスト管理のバランスを追求してきました。

時間管理には、「情報の断捨離」が必要と自ら、論理的に情報の取捨選択を実行して、安定したパフォーマンスで日々を送れるように心がけております。

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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