皆さん、こんにちは!栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送り続けています
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
そのお節介メールをWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
いよいよ2023年も終わりですね。
皆さん、如何お過ごしでしょうか?
さて、今回は私の前職時代、それも30年前の話です。
その頃、私が勤めていた会社は今でいうブラック企業でした(笑)
でも、皆、いやいやではなく、やりがいを持って仕事をしていました。
しかし、深夜・土日を問わず働くので、離婚者が続出するという事態が発生していました。
そんな時、当時の社長との懇談会があり、ある社員が尋ねました。
「社長、仕事と家庭のバランスは何対何くらいが適切ですかね?」と。
当時はワークライフバランスという言葉さえなった時代ではありましたが、
社長が一喝して言いました。
「バカヤロー!100対100だ!!!!」と。
一体、何を言っているのだろうと思いますよね。(笑)
しかし、当時の社長が言いたかったことはこうでした。
バランスなんて言っていたら、どっちに対しても言い訳をするようになる。
ある時は「仕事が。。。。」といって家庭に対して言い訳を言い、
ある時は「家庭が。。。。」と言って仕事に対して言い訳をするようになる。
だから仕事も家庭も実現したい姿を明確にしろ。
そして、両方とも実現するために、頭を使えと。
もちろん、現実には、望んだ姿そのままを実現できないかもしれない。
それがバランスだ。
つまりバランスは先にあるのではなく、結果として存在するのだと。
なかなか本質的ですよね。
そして、我々が目指す「一流企業人」も、仕事も私生活も充実していることが必要です。
なので、両方とも目標をもって、実現に向けて頑張ることが必要です。
と言うことで今月の質問は
「あなたの2024年ワークライフバランス目標は何ですか?」
です。
ワークにおける目標とライフにおける目標、一つずつ、実現したいことを明確にしてくださいね。
それでは、2024年が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
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