皆さん、おはようございます!栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送り続けています。
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
その「お節介メール」をWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
皆さん、おはようございます!
気が付けばもう6月。
1年の半分が過ぎようとしていますが、皆さん今年はここまで如何でしょうか?
さて、私は先週金曜日から5日間、
課長級管理職錬成講座を開催していました。
今年も受講生たちと朝から晩まで濃い時間を過ごしてきました。
で、今回のお節介メールは、
その課長級管理職錬成講座で私が感じたことについてです。
錬成講座では毎朝、チェックインを行っています。
チェックインとは、その時の自分の率直な気持ちや状態を皆の前で話す時間です。
ある受講生が、講座の3日目の朝にこんなことを話してくれました。
「今日も『考えて考えて考え抜いて』いこうと思います」
弊社の書籍にも書いてある言葉ですし、言葉そのものは素晴らしい。
でも私は、
「本当にそんな風に思っているの?」
と感じてしまいました。
いや、もっと正確に言うと、
「なんだか言葉が薄っぺらいなぁ(笑)」
と思ってしまったのです。
だって、この課長級管理職錬成講座は、
自分はどんな企業人になりたいのか。
どんな志を持って生きていくのか。
それを5日間かけて考える場です。
まだ自らの志や目標が明確になっていない状態で、
「考えて考えて考え抜く」と言われても、
そんな熱量が湧いてくるはずがありません。
行きたい場所も決まっていないのに、
「全力で走ります!」
と言っているようなものです。
もちろん、その受講生を批判したいわけではありません。
むしろ彼の姿を見ながら、
私は少し心配になったのです。
自分はどんな企業人になりたいのか。
何を実現したいのか。
本来、この講座で最も大切なテーマであるはずなのに、
そこを考えること自体から、
どこか無意識に避けてしまっていないだろうか、と。
そして、それは彼だけではなく、
私たち自身にも言えることかもしれません。
私自身も含めてね(笑)。
考えてみると、
私たちは長い間、
目標とは「与えられるもの」
目標とは「達成しなければならないもの」
目標とは「評価されるためのもの」
として向き合ってきたように思います。
だから目標と聞くと、
ワクワクするよりも先に、
少し身構えてしまう。
でも、本来の目標は違うはずです。
目標とは、
誰かから与えられるものではなく、
自分が望むもの。
達成しなければならないものではなく、
達成したいもの。
だからこそ、人は本気で考えるし、
考えて考えて考え抜くこともできる。
企業ではよく、
「もっと主体性を持て」
と言われますよね。
でも、そもそも自分が何を実現したいのか分からない状態で、
主体性なんて発揮できるのでしょうか。
私は難しいと思います。
主体性とは、
与えられた目標に向かって頑張ることではなく、
自分が本当に実現したい目標を見つけることから始まるのだと思います。
そして、その目標が明確になった時、
人は驚くほどのエネルギーを発揮できる。
ということで、今月の質問は
「あなたにとって目標の意義とは何ですか?」
です。
あなたの目標は、
「達成しなければならないもの」ですか?
それとも、
「どうしても実現したいもの」ですか?
ぜひ、一度立ち止まって考えてみてくださいね。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
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