皆さん、こんにちは! 栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送付しています。
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
そのお節介メールをWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
皆さん、今晩は!
2月ももう終わりですね?
皆さん、如何お過ごしでしょうか?
まだまだ寒さは続いていますが、日の出の時間はどんどん早くなっていますね?
早朝ランニングを行っている私としては、太陽が昇っている中で走るのは非常に気持ちが良く大好きです。
朝のランニングお勧めですよ。
先日、日本経営開発研究所、「登山・トレッキング部」の開設をお知らせしましたが、登山よりもランニングの方が好きだと言う人が多いので、「ランニング部」も開設する事にしました。
今後、錬成講座受講生の地元のマラソン大会にもエントリしていきたいと思います。
その際はお声がけしますので、皆さんも、是非ご参加ください(笑)
それでは、いつもの近況報告です。
つい先日ある企業の人事担当者の方々と話をする機会がありました。
その場で出てきた意見(ぼやき?(笑))は、
最近の若い社員は受動的で「『会社は』何をやってくれるのか?」という発想しかなく、「『自分達が』何ができるか?何をすべきか?」は考えていない。
というものでしたが、
ある人事担当者が、以下のような話もしてくれました。
「最近、良く若い社員達と話をしていると、『考えていない』わけではないことが分かったんですよ」
「ただ、その『考えている』は、何となくといったレベルで、
ちゃんと上司や会社に伝えることができるほどは具体的に言語化されていない。」
「だから我々、上の人間が、彼らの言いたいことを言語化し、
そして形にしてやることを手助けすることが必要だなって思うんです。」
と。
その通りですよね。
というか、最近の若い社員だけでなく、我々、「上の人間」だって同じようなものだと思います。
自分達の会社を良くするために、「自分(達)はどうすべきか?、何ができるか?」を全く考えることなく仕事をしている「上の人間」は確かにいないと思います。
でも、そのように「考えていること」を、ちゃんと言語化し、具体的な行動につなげているかと言うと、残念ながら、そうではない。
「考えているだけ」では、誰にも伝わらないし、そして現実を変えていくこともありません。
だから、若い社員が考えていることを、引き出して、形にしてやることも大切ですが、先ずは我々自身が、「考えている」だけで終わらせない姿勢を常に見せていくことが必要だと思います。
と言うことで今月の質問は
「あなたが考えているだけで終わらせている事はなんですか?」
です。
多分「俺は考えている事はちゃんと具体化しているし、実行もしている」と自信を持って言える人は、そんなにいないのではないでしょうか?
逆に意識して振り返ると、あれも考えているだけ、あれもなんとなく思っているだけ、そんなことばかりだなと、気付かされることかと思います。
それでは、若い社員のことを批判する事はできませんよね。
ぜひ皆さんもこれから1ヵ月意識して自分を振り返ってみて下さい。
考えているだけで終わらせてしまっていることがどんなに多いか目のあたりにして愕然とするかもしれません。
でも、そんな自分に気づくことも大切なことだと思います。
そこからスタートすれば良いのですから。
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
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