皆さん、今晩は! 栗原誠一郎です。
私が日本経営開発研究所の所長を引き継いで以降
弊社主催の異業種交流階層別研修「錬成講座」受講生に対するフォローの一環として、
毎月「お節介メール」と称して「内省」を促すメールを送付しています。
錬成講座での学びを実践し続けてもらうための取り組みです。
そのお節介メールをWEB上でも公開します。
******以下、メール本文です。******
皆さん、今晩は!
3月も今日で終わりですね?皆さん、如何お過ごしでしょうか?
先月のお節介メールで、日本経営開発研究所「ランニング部」の開設と、錬成講座受講生の地元のマラソン大会にもエントリーしていくことを宣言したところ、早速、受講生からマラソン大会へのお誘いがありました(笑)
ということで、
6月25日(土)に開催される「函館マラソン」にエントリーしました。
受講生と一緒にハーフマラソンを走ります!
その他、宮城県亘理町で11月に開催される「わたりマラソン」にも、お誘い頂きましたので、こちらも10キロにエントリーする予定です。(まだ2023年の大会概要が発表されていませんが。)
皆さんも、是非ご参加ください(笑)
それでは、いつもの近況報告です。
先日、私が参加している勉強会の塾長が、以下のような話をしてくれました。
「最近、関係先企業の従業員意識調査を数社やっていて、その中で、例えば『あなたはPDCAをどの程度実践できていますか?』と問う質問があるのだが、そうした取り組んだ方が良い事の実践度に対する自己評価がどの企業も低い。」
「これはあくまでも自己評価だから、周りから見れば、結構実践できているケースもあるだろう。つまり『自己肯定感』が低いケースだ。」
「しかし、『自己肯定感』の低さは、結局、『実践力の低さ』に繋がる。なぜなら、『自己肯定感』が低いと、『自分はどうせ頑張ってもだめだ』という意識になり、中々『実践』を積み重ねることができないからだ。」
「もちろん、『自分はダメだから頑張ろう』と思って、実践を積み重ねる者もいるだろうが、そういう人材は残念ながら多くはない。」
「だからといって、例えば『ポジティブ思考』を心がけましょうと働きかけたところで、『自己肯定感』は高まるものではない。」
「結局、『自己肯定感』を高めることができるのは『実践の積み重ね』でしかない。だからこそ、結果が出ようが出まいが『自分が今できる事』を100%やりきるという姿勢が必要なのだ。」
と。
この話を聴いて、クライアント企業のある幹部社員の話を思い出しました。
彼はその会社の会議の場で以下のような話をしてくれました。
「これまでの仕事を振り返ってみた時、自分は頑張って取り組んだけど、結果に繋がらなかったことは幾度ということなくある。しかし、その時100%やりきって、その過程で得たものが、その後、別の場面で結果に繋がったという経験を何度もした。」
この二人の話は同じ話ですね。
結果に拘るということは当然必要です。そうじゃなければ、100%やりきることはできませんから。
でも、実際にやることは「自分が今できる事」で良いのです。
当たり前ですよね。「炎の中に突っ込め」みたいな事は、やろうと思っても、そもそもできないのだから。
結果を出すために、他に「自分が今できる事」は無いだろうか?と最後の最後まで考えて、思いつくことは全てやってみる。そうしてやったことは決して無駄にはならないし、自己肯定感を高め、実践力も高めてくれる。
大切ですね。
と言うことで今月の質問は
「あなたが最近100%やり切ったなと思える仕事はなんですか?」
です。
まさか無いってことはないと思いますが、随分昔の話という人はいるかもしれませんね。
年齢を重ねると、変なプライドが邪魔して、「愚直」に頑張るってことができなくなりがちですから。
しかし、そんな事をしていると、どんどん老けますよ(笑)
お互い気をつけましょうね!!!!
それでは、この1か月が皆さんにとって
引き続き「健康」で、有意義なものになることを祈念しております。
近況シェアはいつも通り大歓迎です。無理をしないことも。
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