新年あけましておめでとうございます
2014年に年間で有効求人倍率が1倍を超えて以降、6年にわたり人手不足の状況が続いています。これはバブル経済期(1988年から5年間)を超え、高度成長期(1967年から8年間)の人手不足状態に迫るものです。
この人手不足の問題を解消する方法は生産性(一人あたり付加価値)の向上しかあり得ません。にも、関わらず、日本は賃金水準も設備投資も伸びていません。
経営環境が不確実な中、リスクは取りづらいという理由は一見、もっともらしく見えますが、過去、栄華を極めた企業が衰退していった最も大きな理由でもあります。今こそ存続発展に向けた強い志が全ての企業人に求められる時でしょう。
弊所は、そのような強い志をもてる人材づくり、企業づくりに今年も取り組んで行く所存です。
本年もよろしくお願いいたします。
2020年 元旦
株式会社日本経営開発研究所 所長 栗原 誠一郎