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自覚的に選択する

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こんにちは!栗原誠一郎です。

人生は選択の連続である。

最近、某携帯電話会社のCMで使われていた「人生は選択の連続である」という言葉、シェークスピアの言葉ともよく言われていますが実は出所は定かではありません。しかし、その言葉自体には何か力を感じますね。

確かに私たちは、日々、様々な選択をしながら生きています。しかし、一方でその選択を自覚的に行っていると言えるでしょうか?

例えば日々の通勤を考えても、自宅から勤務先まで本当は様々な経路があるはずです。

もちろん最短ルートということで、いつもの経路を選んでいると思いますが、日々、その経路を選択しているという意識はないでしょう。

勿論、そんなことまで一々意識的に行っていたら疲れますよね。

では、大きな選択は自覚的に行っているかと言えば、そんなこともありません。

多くの人が大学に行くから自分も大学に行く、多くの人が学校を卒業して企業に勤めるから自分も企業に勤める。

進学、就職は大きな選択です。

どこの学校に行くか、どの企業につとめるかは自覚的に選択しているのかもしれませんが、それよりも大きな選択があります。進学、就職それ自体の選択はなんとなくしているのではないでしょうか?

 

自覚的に選択することによって生まれるもの

では、自覚的に選択することと、なんとなく選択するのでは何が違うのでしょうか?

自覚的に選択することによって生まれるもの。それは覚悟だと思います。

その選択肢を選んだかぎりにおいては、後悔をしたくない。だから、その選択肢を選んだ先に思い描く理想の実現に向けて頑張る。

私の仕事柄、多くの企業人の成長に接してきましたが、リーダークラスの人材はもちろんのこと、新入社員でもその覚悟をもった人は学歴や狭義の能力に関係なく、迫力があります。

そしてそういった覚悟のある新入社員はその後の成長も断然違います。

 

選択を考えることに慣れる

しかし、そう言っている自分自身、今まで自覚的に選択を行ってきたかと問われれば、そうは言えません。

周りの状況の中、何の疑問を持つことなく無自覚に選択を行ったり、結果としてある選択を取らざるを得なかったりということも多かったと思います。

簡単なように見えて難しいのが、「自覚的に選択して生きる」ということだと思います。

でも、だからこそ、定期的に今後の自身の選択を考えたり、今まで選択を振り返ったりすることが必要と言えるでしょう。

今日一日、今週、今月、今年一年、最初に自分がやる事またはやらない事を決めて臨む。

また、なぜ、自分はこの選択を続けているのか?
その先に自分は何を求めているのか?

を考える。

こうした取り組みを繰り返すことで、自覚的に選択して生きることに少しずつ慣れてくるのだと思います。

さて、皆さんは、日々、自覚的に選択して生きていますか?

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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