こんにちは。
栗原誠一郎です。
最先端の技術に触れる
先日、アメリカのサンフランシスコで「Uber」を初めて使いました。
ご存知の方も多いかと思いますが、「Uber」(ウーバー)はアメリカ合衆国の企業であるウーバー・テクノロジーズが運営する、自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリです(出典Wikipedia)。
事前にアプリをダウロードして決済用のカードを登録しておけば、後は、車で移動したいと思ったらアプリを立ち上げ、行先を入力すれば、あと何分で車が到着するか教えてくれます。そして、その車が今どこまで来ているか地図に表示されるので、よくあるようにタクシーを呼んだのに、なかなか迎えにこなくてイライラするなんてことはありません。
運転手も行先はすでにアプリを通じて把握していますから、名前を言って、簡単に挨拶して乗り込めば、あとは目的地まで連れて行ってくれます。カード決済ですから、お金のやり取りも、チップも必要なし。にっこり笑ってお礼を言えば終わりです。
本当に便利でしたし、タクシーよりもはるかに安いので、サンフランシスコではタクシー業界が大打撃だそうです。
実はUberのドライバーは、普通の人
実際、さて、ここまで読んで、
・どうしてタクシーよりも安くできるのか?
・安全性など大丈夫なのか?
・なにか胡散臭いな
と感じた方は、ある意味「常識人」です。
実際、Uberに乗った際、運転してくれた初老の女性に聞いたら、犯罪者じゃなければ誰でも運転手として登録できるとのこと。
したがって第2種免許を持っていなければ営業運転ができない日本では、なかなか事業展開できずにいます。
WEB上でも、
「タクシーは、運転技術が高い運転手の人件費や安全のための車両整備にコストは払っているから高いのだ」とUberに対して否定的な意見も多いのは事実です。
でも、本当にタクシーは安全でUberは安全ではないのでしょうか?
私は、20年以上運転していますが、人身事故は勿論のこと、自動車事故というものは起こしたことがありません。逆にタクシーの運転手だって事故は皆無ではありません。
Uberは乗客が降車後、その運転手を評価する仕組みになっています。運転が荒ければもちろん低い評価になりますし、運転手の態度自体が悪かったり、社内が汚かったりしても低い評価になります。そして低い評価がつけられた運転手には配車してもらえません。そうやって優良ドライバーが残る仕組みになっているのです。
それで充分ではないでしょうか?
仮想通貨は今でも存在している
話は変わって今度は「ビットコイン」です。これはご存知ですか?
「なんか以前問題なったって報道があったな」位の認識はある人、あなたも「常識人」の範囲です。
ビットコインは「なかもとさとし」を名乗る人物によって投稿された暗号学の論文に基づき、2009年に運用が開始された仮想通貨です。しかし、世界のビットコイン取引量の70%を占めたこともあるマウント・ゴックスというビットコインの交換を行う会社が顧客から預かっていたビットコインの払い戻しができなくなり2015年に破産。顧客ら約2万4700人が届け出た債権の総額が何と約2兆6630億円だった(出典Wikipedia)。
詳細は記憶になくても、なんかそんな話だったな位のことは覚えているかもしれませんね。
でも、ビットコインという仮想通貨は今も存在し、その取引量は増え続けています。そして日本でもDMMなどメジャーな企業でも決済通貨として使用できるようになっています。もちろん、最近でも中国人が元をビットコインに大量に交換して価格が暴騰したり、逆に新しい規制のために価格が暴落したり、まだまだ問題も起きています。
新しいものを怖がらずに受け入れる
でも、先程のUberにしても、ビットコインにしても、新しいビジネスや技術が生まれるとはそういうものではないでしょうか?
今、私達が当たり前のように利用しているビジネスや技術も、最初は怪しかったし、問題も沢山あったわけです。でも、多くの人は、そういうことはすっかり忘れ、また新しいものがでてきたら、懐疑的に見てしまう。
でも、その中で、好奇心を以って、知ろうとする、もしくは使ってみる。そういう人が新しい流れを創っていき、世の中は進歩していくのではないでしょうか?
当然、そういう人は先行者としてのメリットも多く得ることができますよね。
皆さんは世の中の流れを創っていく人ですか?
それとも世の中の流れに付いて行く人ですか?
少なくとも私は前者でありたいなと思います。だって、その方がワクワクしますもの。
さて、皆さんはどう思われますか?
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。