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孤独を感じて凹んだ時こそプラン作成の絶好のタイミング

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「あなたは、チームの中で孤独を感じて凹んでいますか?」

「孤独をネガティブに捉えていませんか?」

あなたが現在、孤独により凹んでいたら、この記事はきっと軌道修正の参考になるでしょう。

そして、あなたの「孤独状態」をプラスに置き換えて新しいプランを立てるのです。

実は、孤独を感じる時間は作りたくてもなかなか作れません。

その理由は、自分が願わない他人が関わってくるからです。

具体的には「会社の人間」「顧客」「家族」「友人」など。

あなたが会社から必要とされた状態で突然、事故により怪我をして入院したとします。

急に病院の個室で面会謝絶になった状況を想像しながら読みすすめてください。

孤独について

孤独とは、他の人々との接触・関係・連絡がない状態を一般に指す。 「自分がひとりである」と感じる心理状態を孤独感という。出典元:ウィキペディア

孤独の状態は、人と接触する時間がない一人きりの状態になります。

人と会っているとき、電話やメールでやり取りをしているとき、人と会うスケジュールを調整しているときは、孤独を感じませんよね。

つまり、人と接していれば、孤独を感じないのです。

あくまでも孤独は、外的な周囲からのアプローチと内面的な自分で思い込んでいる心理状態が、「孤独」と自己認識するのです。

孤独の時間は貴重な整理時間

あなたは突発的な事故で足を骨折してしまいました。
そして病院の個室で面会謝絶の状態です。

あなたの怪我の状態は「全治6カ月で3カ月の入院治療が必要」となりました。

下半身は動かせないけれど頭や手は健康な状態だとします。

「誰も会いに来てくれない、仲間外れになったようだ。」

このように孤独を感じて凹んで塞ぎこんでいたら、時間は容赦なく過ぎていきます。

嫌な気持で入院生活を送っていても、前向きな思考で入院生活を過ごしても、3カ月の入院期間は変わりません。

つまり、孤独の時間を有効活用することを伝えたいのです。

日常とは違う環境に身を置くことで、孤独の時間を有効活用して思考を整理して新しい計画を立てる時間にするのです。

あなたに理解してもらうために「怪我で入院」を想定しましたが、孤独の環境は自分で作ることができます。

そのためには、ルールを決めて取り組む必要があるのです。

思考を整理するための3つのルール

既に物理的に孤独の環境が整っていれば、この部分は読み飛ばしていただいて構いません。

孤独を感じて凹んでいるけど、「一人の時間が作れない」と悩んでいるチームリーダーが、意識して孤独になるための3つのルールを説明します。

孤独な環境にするための3つのルールを決めましょう。

  • 今現在より過去の事について考えない・取り上げない
  • ひらめいたアイデアを「できる?できない?」で判断しない
  • 思考の整理中は、メール、電話、訪問者すべてをシャットアウトする

この3つのルールを守って、故意に孤独の時間を作るのです。

ここで重要になるのが、「過去は過ぎたもの」「過去の結果ではなく現在のやりたいこと」にフォーカスするのです。

変わらない過去を考えることは禁止

「過去に起きた事実は変えられない」ということを意識して自分に言い聞かせてください。

できれは、過去を考えることを禁止してください。

例えば、過去に起きた事実にとらわれている状態とは、「失恋」や、「大切な家族を失った」心の状態のようなものです。

自分の大切なものを失った時の感情は、一般的に「立ち直れない状態」になります。

確かに心が痛み、やるせなく、辛い状態かもしれません。

ですが、傷心しているのは、あなたの心の中だけの状態です。

あなたを知らない他人は、理解してくれません。

凹んでいても時間だけは刻々と過ぎてしまうのです。

それでは、孤独という絶好のタイミングを有効活用しましょう。

やるべきことは思考のアウトプット

余計な情報や連絡を遮断してまで整えた“孤独”の環境です。

誰にも邪魔をされない状態で整理するべき内容は次の通りです。

「現在の自分が作る未来へのプラン作成」

“現在”のあなたの思考から展開されていく“未来へ向けたプランの作成”です。

この“現在”という部分にポイントを置いてください。

現在のあなたの思考が、過去にフォーカスしない新しい計画になります。

自分の思考の深い部分を視覚化させたプラン作成を進めていくのです。

先ほどの3つのルールを守り、新しい気持ちでプラン作成に集中しましょう。

このプランニングこそ、孤独で凹んだ気持ちを逆転させる起爆剤になる可能性があります。

環境と心の状態の準備が整ったら、アウトプットしていきましょう。

最初にあなたの潜在意識から出てくるテーマを決めましょう。

絶好のタイミングでプラン作成

気持ちの在り方が整えば、絶好のタイミングとなっています。

環境や心の状態が整っていることから、集中して自分の潜在意識の中にある知識や経験、願望などをアウトプットして引き出すことができるのです。

次に決めるのは、何をアウトプットするのか?です。

ここで必要になってくるのは、テーマとアウトプットの方法です。

テーマは、「○○プランニング」です。

この○○の中に入るキーワードは自由ですが、プランを作成することが目的になります。

例えば、大きなテーマだと「人生、生き方、生活、暮らし・・・」などです。
これでは、1日では時間が足りなくなるほどテーマが大き過ぎます。

この○○の中に入るキーワードは自由ですが、プランを作成することが目的になります。

例えば、大きなテーマだと「人生、生き方、生活、暮らし・・・」などです。
これでは、1日では時間が足りなくなるほどテーマが大き過ぎます。

もう少し具体的なテーマにしましょう。

「経営、起業、お金、仕事、スキル・・・」もっと具体的でもいいかもしれません。

「これから1年先に向けた事業プランニング」だんだん身近になってきましたね。

まず、ひらめいたプランのテーマは自分の潜在意識の中にある願望の可能性が高いです。

願望こそ、大きなパワーの源になります。

さて、テーマが決まったら、後は進めていくだけです。

決めたテーマを派生させていくイメージです。

「テーマ」→「子テーマ」→「孫テーマ」というような流れです。

だんだん具体化していくように1問1答で鮮明にしていくのです。

例を挙げると、次のようなイメージです。

「事業」→「具体的に何?」→「ウェブ集客」→「何をウェブ集客?」→「車のウェブ集客」→「どんな車のウェブ集客?」→・・・

「事業」→「どこで?」→「地方」→「地方ってどこ?」→「関東」→「関東のどこ?」→「栃木」→・・・

途中で派生した「子テーマ」から違う方向に派生しても構いません。

「栃木」→「栃木で何を?」→「栃木の宿泊施設」→「栃木のどんな宿泊施設?」→・・・

このような感じで、できるだけ深く追求していくのです。

具体的に出てきたテーマを繋ぎ合わせて、行動できる目標までに落とし込むのです。

ここで具体的にプラン作成を進めるときに参考になるビジネス系のプランニング手法を紹介しましょう。

5W2H1Mで深堀して計画を具体化させるプランニング手法

参考URL:https://foundplanner.com/project-planning/

検討範囲を絞り込んで1日でプランニングする手法

参考URL:http://www.collaboproject.com/1DaySopeandPlanning.html

不確実には仮説でプランニング「仮説志向計画法」

参考URL:https://enterprisezine.jp/bizgene/detail/4751

 

孤独の時間を活用したプラン作成

この記事の本質は、時間の有効活用と集中力を条件にして計画を立てる方法の紹介です。

孤独な状態で凹んでいてモチベーションが湧かない人や、頭の中に情報を詰め込み過ぎて飽和状態の人にお勧めできる計画作成整理術です。

プラン作成のために深層心理を追求して、具体的な行動に落とし込めるプランが作成できることを願っています。

著者:絵鳥彰太郎

飲食店店舗責任者の経験を経て、某給食委託会社のエリア管理に人材育成とコスト管理のバランスを追求してきました。

時間管理には、「情報の断捨離」が必要と自ら、論理的に情報の取捨選択を実行して、安定したパフォーマンスで日々を送れるように心がけております。

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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