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SWOT分析の導入後編!中小企業においての円滑な導入方法とは何か?

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前回の記事では、中小企業におけるSWOT分析の有効的活用法などを中心に説明してきました。

しかし、これまで学んできた内容だけですと、SWOT分析を中小企業において有効的活用していくための方法論については理解できましたが、どのようにして会社に導入していけばいいのか分からない、という疑問を抱いている人もいることでしょう。

そこで今回の記事では、SWOT分析を中小企業において円滑に導入していくためにはどうすればいいのか、について説明していきますので、一緒に学んでいきましょう。

 

SWOT分析についての理解が重要

SWOT分析を中小企業において円滑に導入していくために必要な事として、SWOT分析についての理解が考えられます。

ここで言うSWOT分析についての理解とは、会社の人達のSWOT分析についての理解を指しているのですが、具体的にどのような人たちの理解が必要なのか、以下において説明していきます。

 

経営者層の理解

SWOT分析を中小企業において円滑に現場に導入していくためには、経営者層のSWOT分析についての理解が必要になります。

今までSWOT分析を導入していなかった中小企業において、新たにSWOT分析を導入するかを決めるのは、経営者層であり、また、経営者層がSWOT分析についてしっかりと理解していないと、SWOT分析を活用した経営の意思決定ができません。

SWOT分析を導入したい場合は、まずは経営者層にSWOT分析を理解してもらう必要があります。

 

経営、マーケティング戦略に関わっている部署の人達の理解

SWOT分析を中小企業において円滑に現場に導入していくためには、経営、マーケティング戦略に関わっている部署の人達のSWOT分析についての理解が必要になります。

企業においての経営、マーケティング戦略の意思決定を最終的に行っていくのは経営者層でありますが、戦略の根本的な部分を支えているのは経営、マーケティング戦略に関わっている部署の人達です。

この部署の人達が、戦略立案のために必要な情報などの収集や、情報の精査を行ったりしているので、この部署の人達のSWOT分析についての理解は非常に重要になります。

 

他部署の人達の理解

SWOT分析を中小企業において円滑に現場に導入していくためには、経営、マーケティング戦略に直接は関わっていない他部署の人達のSWOT分析についての理解が必要になります。

他部署の人達は、経営、マーケティング戦略に直接は関わっていませんが、SWOT分析を活用して強みや、弱みなどを見つけていくためには、他部署の人達の協力が欠かせません。

例えば、ある会社の強みが、営業力にある場合や、財務の安定性にある場合などに、それらに関する情報や、ノウハウを持っているのは、営業や、財務の部署になるので、それらの部署の人達に情報の提供をしてもらうことが重要です。

SWOT分析のための有用な情報を提供してもらうためには、他部署の人達のSWOT分析に対する理解が重要になります。

 

SWOT分析について理解してもらうための施策とは?

ここまで、経営者層や、社員のSWOT分析についての理解が重要であることを説明してきましたが、ここからは、SWOT分析について理解してもらうための施策にはどのようなものがあるか、について説明していきます。

 

社内セミナーの実施

社内にSWOT分析についての実践的知見がないのならば、外部から実践的知見を持った人に会社に来てもらい、セミナーの講師になって講義を行ってもらう方法が考えられます。

自社の人間が一から独学でSWOT分析について学習していくよりも、実践的知見を持った人の下で学習していく方が間違った知識を身につけて時間を無駄にするリスクを減らすことができ、一日も早く自社の役に立ってもらうことができます。

 

社内勉強会の実施

社内セミナーによって学習したSWOT分析の基本的な内容について、社内勉強会を通じて自分の中に落とし込んでいくことを目的としています。

自分1人だけではなかなか進みにくいSWOT分析の学習も複数の人間と同じ空間で学習していくことにより、効果的に学習していくことができます。

また、違った部署の人間との交流を通してSWOT分析の学習をすることができるので、SWOT分析で重要な情報の共有のきっかけ作りにもなる可能性があります。

 

社内コンテストの実施

社内勉強会で身に着けたSWOT分析の基本的知識を実践形式の社内コンテストを通じて、実際の自社のビジネスにおいて活用できるようになるようにすること目的として設定します。

社内コンテストを行う際に、優秀な結果を残した人には、報奨金の授与などのインセンティブとして与えることによって、SWOT分析の取得のモチベーションを高めることを考えてみるのも1つの方法ではないでしょうか。

 

バックアップ体制の配備

SWOT分析の学習を促す施策によって、会社の人間にSWOT分析の学習をしてもらったとしても、理解や、習得の早さに関しては個人差があるので、理解や、習得の早さが遅い人もいると思われます。

そのような人のために、SWOT分析の学習のバックアップ体制を配備することによって、理解や、習得の早さが遅い人でもしっかりと理解し、習得できる手助けの体制が実現できます。

中小企業は大企業と比べて、人員の数に関して劣っているので、1人でも多く人材の活用が重要になり、この施策の重要性は高いと言えます。

 

まとめ

ここまで、SWOT分析を中小企業において円滑に導入していくためにはどうすればいいのか、について説明してきましたがいかがでしたか。

今回の記事のポイントは、

  • SWOT分析を中小企業において円滑に現場に導入していくためには、①経営者層の理解、②経営、マーケティング戦略に関わっている部署の人達の理解、③他部署の人達の理解、などが重要であること
  • SWOT分析について理解してもらうための施策としては、①社内セミナーの実施、②社内勉強会の実施、③社内コンテストの実施などがあること
  • 1人でも多く人材の活用のため、理解や、習得の早さが遅い人向けにSWOT分析学習のバックアップ体制を配備することが重要であること

 

今回の記事をご覧の皆さんは、上記のポイントに注意して、SWOT分析を中小企業において円滑に導入していくための方法を検討してみると良いのではないでしょうか。

 

著者:山本浩之

株式投資記事、保険記事、不動産投資の記事、SEOやWEBマーケティングの記事、IT分野などの幅広い分野にて執筆活動中。

 

 

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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