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企業における「個」の在り方

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こんにちは!栗原誠一郎です。

生気を失った企業人

通勤電車の時間帯、皆さんは周りの人々を観察したことはありますか?スーツを着た多くの企業人が出勤しています。しかし、そのほとんどの人は難しそうな顔をしているか、朝から疲れているように眠っているか、死んだ魚のような目でスマホをいじっているかで、生気を感じることはありません。

なぜでしょうか?

一方で、副業解禁という世の中の流れもあり、個人で起業したい人の勉強会はやたら人が集まっています。

企業はそこで働く人々にとって、そんなに魅力がない場所なのでしょうか?

企業の何が、問題なのでしょう?

忙しいわりに、報酬が高くないことでしょうか?
それともルールに縛られて自由にできないことでしょうか?

 

「安定」か「変動」か

企業は、人が一人ではできないような大きな価値あることを生み出せます。

だから、新卒採用で入社応募動機を聞けば、「貴社が○○(商品・サービス)を通じて社会に貢献していることに魅力を感じて...」などと答えます。

でも、多くの人は、よらば大樹の陰で、「安定」を求めて企業という組織に入ろうとしている訳です。

「安定」の反意語は「変動」です。

例え儲かっていても報酬を一定でしかださないし、働いている人が勝手な事をやらないように有形無形のルールが作られるのは、この「変動」を少なくするためです。

つまり、「安定」を望むならば、「変動」を少なくするために縛られることを受け入れなければならなくなるのです。

縛られることで個人の「欲」が抑えられ、活気を失う。

すなわち、企業が複数人数からなる組織である以上、その組織を構成する個人が活気を失うことは避けることができないのです。

そして組織が大きくなればなるほど、この傾向は強くなります。

企業は、どうすれば「活気」を生み出すことができるのでしょうか?

 

個人の「欲」の向かわせ方

答えは、やはり個人の「欲」にあると、私は思います。

個人の「欲」を、もっと大きなものに向かわせる。

これはマネジメントの神様、ドラッカーの有名な例え話です。

ある建築現場で、何をしているのかを聞かれた三人の石工のうち、
「一人目の男は『これで食べている』と答えた。
二人目は手を休めずに『腕のいい石工の仕事をしている』と答えた。
三人目は目を輝かせて『国で一番の教会を建てている』と答えた」
『マネジメント』(ダイヤモンド社刊)

その企業が社会における存在価値の実現、それを、単なるお題目としてではなく、社員自身のビジョン・目標として「掴む」。

この例え話の三人目の石工のようになる。そうすれば、企業人もそして企業ももっと生き生きとした存在になるでしょう。

もちろん、これは簡単ではないと思います。

だから、そこに至るプロセスとして、一人目の石工から、二人目の石工になる。

つまり大きなビジョンにいきなり向き合うのではなく、まずは、自分がリアルに感じることのできるビジョン・目標(この例え話で言えば「腕のいい石工になる」)に向き合うことからはじめる。

そうすることで、「個」の中に自発性が生まれ、活気も徐々に高まっていくのではないでしょうか?

皆さんはどう思いますか?

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記事監修者

栗原 誠一郎
大阪大学基礎工学部化学工学科卒業。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(旧三和総合研究所)に入社。
経営コンサルタントの中核メンバーとして、人事関連分野を中心に活動。

2016年2月、20年来の業務提携関係にあった株式会社日本経営開発研究所にシニアコンサルタントとして入社。
2017年4月、株式会社日本経営開発研究所の代表取締役所長に就任。

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